明日から使えそうな心理学まとめてみた

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私、ayumilkは実は大学の文学部心理学科を卒業しているのですが、昔の日経ウーマンの記事に面白い心理学用語の特集があったのでまとめてみます。

他者との関わりの中で

仕事をしていたり、家庭での立場だったり、これを知っていることで発想の転換が図れて気持ちが楽になるかもしれません。

先輩、上司のお悩みに

  • ミラーリング

ご存知の方も多いと思いますが、鏡のように相手に同調した行動をするミラーリングで、類似性を意図的に作り出し、相手を気持ち良くさせることができます。

心理的テンポを合わせることで、上司のイライラを軽減できます。

  • 返報性の原理

相手からしてもらったことに対し、「お返し」をしなければと感じる心理。自己開示には相互性があります。示した自己開示が親密なら、相手の自己開示も深くなります。敵意を向けられれば敵意を返し、譲歩してもらったら譲歩したくなるというもの。あなたも経験があるのでは。

  • ハロー効果

目立つ特徴があったりすると、それが人物全体に反映していると思ってしまうこと。例えばエクセルが得意な人は仕事の段取りも効率的、企画を理論的に組み立てることができるだろう・・・と全体の印象まで変わってしまう。これを利用して自分の説得力を増すこともできる。

  • スモールワールド現象

知り合いの知り合いをたどれば、世界中の誰にでも行き着くという仮説を立てて実験をした人がいる。ミルグラムが1967年に行った。ランダムに選んだ人たちから、知り合いへの受け渡しを通じて手紙が特定のAさんに届くか調べると、21.6%以上が届き、平均5.2人を経ていた。

  • チョイス・メソッド

選択肢を2つに絞ることで相手を追い込み、判断をコントロールする方法。買わないという選択肢がない2択を提示して売りつける、悪徳セールスの手法としても利用される。さらに人は選択肢が多くなるほど、実際に選択した結果への満足度は低下することも明らかになっている。だから婚活で苦労する人も多いのか・・・。

同僚や部下のお悩みに

  • ベンジャミン・フランクリン効果

あえて頼み事をして好意を呼び込む。頼み事に応えて相手のために何かしてあげるということは、自分は相手を好きなのだと認知が変わる。ちょっとした頼みなら、頼み事も解決するし、むしろ自分が好かれる効果がある。

  • ピグマリオン効果

この人はできるという期待感が、無意識のうちに声や表情、態度によって相手に伝わり、相手はそれに応えようとする結果、実際に成果として表れる。ギリシャ神話の女神にちなんで、ピグマリオン効果といわれる。

  • ウインザー効果

第三者から言われたほうが信頼性が増す心理傾向のこと。小説『伯爵夫人はスパイ』のウインザー公爵夫人の言葉、「第三者の誉め言葉がなんといっても一番効果があるのよ」が由来。

夫や子供のお悩みに

  • フット・イン・ザ・ドア

セールスマンが訪問販売をする際に、ドアに片足を入れて閉まらないようにしてから商談に入ったことに由来。(昔はよくあったよね。新聞の勧誘とか)。相手が承諾しやすい小さな頼み事からスタートし、次第に要求を大きくしていく交渉術。

一度『いいよ』と言った自分の像を壊したくないという、『一貫性の原理』が働く。人は依頼を断ると何らかの罪悪感を持つ。その罪悪感を埋めるために引き受ける心理を利用したもの。

  • ピークエンド

ノーベル経済学賞受賞者で心理学者でもあるダニエル・カーネマンが提唱。冷水に手をつける実験や騒音による不快感の調査などから最後の体験が全体の印象に影響を与えるとした。なので日常のパーティーや食事会でもなんとなくお開きにするのではなく、感謝の気持ちを込めて最後の挨拶をきちんとする、丁寧に見送るなどの振る舞いで、参加者の満足度は高くなるだろう。

一番長く一緒にいるのは自分自身だから

自分についてのお悩みに

  • コンコルド効果

費やしたお金や時間の元を取ろうとして、かえって損失を大きくすること。

超音速旅客機コンコルドへの開発投資が巨額になり、途中で採算が取れないという認識があったにもかかわらず、中止にすることができず、膨大な損失を出したことに由来する。

  • ツァイガルニク効果

元々は女性心理学者の名前。同じタスクを課した2グループで、タスクを中断したグループの方が内容を覚えていたことから、未完了の課題は記憶に残りやすいとする。読みかけの本やゲームがあるほど、脳の容量を使ってそうだわ・・・。

  • WOOPの法則

起こり得る障害を事前にすべて書き出して、克服するためにはどうしたらいいか、なぜできないのかを考え、自分が実行できるプランを立てたほうが、実現に近づくとしている。Wish(願望)、Outcome(結果)、Obstacle(障害)、Plan(計画)の頭文字。

  • セルフ・ハンディキャッピング

プライドが傷つかないように、周囲への言い訳や弁解で他者からの評価を保持したり、努力を拒否することで、結果が今ひとつでも仕方がないという形で、自己評価を維持したりする。自尊心のダメージは減るが、挑戦する勇気を阻害するデメリットもある。自分の努力の過程を褒めて自尊心を高め、このセルフ・ハンディキャッピングから抜け出したい。

  • インポスター症候群

インポスターは「詐欺師」の意。成功を収めた人が、能力以上に評価されている、周囲をだましている気持ちになり、成功を回避する心理状態のこと。特に女性に多いとされる。これに陥るより、まずは自分の実力を受け入れよう。

  • プライミング

注意を向けていたものや、関連している刺激には、脳は優先的に反応する。

先行する刺激(プライマー)を処理することで、後続する刺激(ターゲット)の処理が促進されること。街中を歩いていてアイディアに結び付く看板を見つけたりするのもこれ。逆に、先行の刺激が後続の刺激に抑制的に働く場合はネガティブ・プライミングという。

終わりに

今回、紹介できる心理学用語は以上!どれも皆さん、経験したことがあるのではないかしら。心の研究はいつも進められているので、また新たな発見があるかもしれません。日常に取り入れて、少しでも生活しやすくなるといいですね。

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